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2018/05/09

MacBook Pro Mid 2012の修理

今回はMacBook Pro Mid 2012のMacOSが突然起動しなくなったということで、原因調査と修理のご依頼がありました。
早速バラして、検査用のMac miniでハードディスクの生存確認をしてみます。
パスワードを訊いてきたので、データは救い出せそうな状態のようです。

MacBook Pro Mid 2012の修理

とりあえず、ハードディスクの異常と判断して、新品の2TBハードディスクを搭載して、OSをバージョンアップするのでついでにメモリを4GBから、Windowsパソコンに載せようと用意していた8GBに換装します。

MacBook Pro Mid 2012の修理

インターネットからダウンロードしてOSをインストールしようと思いましたが、なぜかハードディスクを認識しません。
Windowsパソコンでは新品の2TBを認識してくれるのに、なぜかMacBookに戻すと認識しないのです。
もしや・・・と思って調べてみると、このタイプのMacBookのSATAケーブルが意外に切れやすいとのこと。
これかもしれないと思い、ケーブルを発注して交換することにしました。

MacBook Pro Mid 2012の修理

新品のSATAケーブルです。
ボルトで留めないといけないほど、カッチリ固定するケーブルなのに、どうやったら切れるんだか、よくわからないケーブルですね。

MacBook Pro Mid 2012の修理

サクっと交換。
両面テープで固定する箇所もありますので、本当にしっかり固定するケーブルですが、何が原因で切れやすいんでしょうか?
謎です。

MacBook Pro Mid 2012の修理

ディスクユーティリティで、ようやく認識してくれました。
元の500GBハードディスクも異常はなかったので、2TBハードディスクをクローン化します。
因みに、知らなかったことですが、Macって元のハードディスクをUSB接続しても、MacOSは何事もなく起動するんですね。
Windowsパソコンで見習っていただきたい機能のひとつです。

MacBook Pro Mid 2012の修理

こちらでもようやくハードディスクを認識しました。
ここまでくればクローンを安心して作れます。
このあと、1時間ほどかけて2TBハードディスクに500GBハードディスクの内容をすべてコピーしてクローン化完了。
無事に2TBハードディスクからの起動を確認しました。
メモリを増設しているので、動作もサクサクでしょう。
すべての動作確認が終了したので、首を長くしてお待ちになっているお客様のもとへお返ししました。

MacBook Pro Mid 2012の修理

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