NEWS・お知らせ

2014/10/22

ウルトラブックPC改造

今回は、ウルトラブックPCという、ノートパソコンよりも小さなパソコンを思い切り改造して、少しでも処理速度を上げてみる実験をしました。
お客様から下取りしたパソコンを使った実験です。

ウルトラブックPC改造

実験材料としたのは、Acer ASPIRE one AO531-MCK11 というパソコンです。

CPU Intel Atom N270(1.60GHz)
メモリ 1GB(標準)/2GB(最大)
ハードディスク 160GB
液晶ディスプレイ 10.1型 WSVGA ワイドTFTカラー液晶(1,024×600)
LAN 100Base-TX/10Base-T/IEEE802.11b/g
サイズ (約)W255.0×D183.0×H19.0~26.9(mm)
Windows XP Home Edition SP3

サイズをご覧いただいてもお分かりの通り、とても小さなパソコンです。
持ち歩くのには最適ですが、Windows XPというところで既に時代遅れですし、CPUがIntel Atomというところで、ちょっと非力かなと。
だからといってCPU交換ができる仕様ではないため、最大限速度を稼げるポイントはハードディスクをSSDに交換してしまって、メモリも最大の2GBまで搭載すれば、Windows 7 32ビット版くらいなら動くかな?ということで、早速解体♪

ウルトラブックPC改造

既に解体して、SSDまで搭載したところです。
これで軽量化も果たし、ディスクアクセス速度も飛躍的に向上します。
128GBですが、持ち歩いてインターネット回線開通確認をする程度なら、こんな容量で充分!
メモリもDDR2 2GBのものを搭載しておきました。
ちょっと残念だったのが、WiFiカードが超小型のものでないと載らないこと。
筐体が小さいため、収納スペースが限られることから、仕方ないといえば仕方ないですね。
Bluetoothが一緒になっているものに変えたかったなぁ(^^;

ウルトラブックPC改造

あとは、組み付けてWindows 7をインストール。
仕事で使いたいので、余っていたライセンスを使ってWindows 7 Professional 32bit版をインストール。
ディスクへのアクセス速度が速いので、Atom搭載パソコンにしては快適な部類ではないかと思います。
ウィルス対策ソフトを入れると、少しだけ動きが鈍りましたが、それでもディスクアクセス速度が向上したおかげで、全体的なパフォーマンスは向上しています。
SSDが少し値が張りますが、ちょっといい延命措置&リユース案件でした。

≪前のページに戻る

PAGETOP